世界のクリスマスケーキあれこれ
12月が近くなると、洋菓子店ではクリスマスケーキの準備で忙しくなります。
日本ではクリームをたっぷり使ったデコレーションケーキが主流ですが、世界ではさまざまなケーキがクリスマスに食べられています。
フランス…ブッシュ・ド・ノエル
日本でも見かける、薪や切り株を模したケーキです。形については諸説ありますが、キリストの生誕を祝って暖炉に火を燃やし続けた際に使った薪に由来するという説があるそうです。
ドイツ…シュトーレン
洋酒に浸したドライフルーツがたっぷり入った、甘くて長細いパンのようなお菓子。表面にまぶした粉砂糖を、生まれたばかりのキリストの産着になぞらえたとされているそうです。
イタリア…パネトーネ
ミラノ発祥の伝統菓子で、ドイツのシュトーレン同様日持ちするため、クリスマスまでの数週間をかけてゆっくり食べる習慣があります。
イギリス…クリスマスプディング
ナッツやドライフルーツ、スパイスを入れ、大きなプリン型で湯せん焼きにしたお菓子。中世のクリスマスに作られた料理が起源とされているのだそうです。
国によって異なる文化があり、非常に興味深いですね。
L’Etoile Filanteではクリスマスケーキのご予約を承っています。
当日の店頭販売はございませんので、ご用命予定の方は事前のご予約をどうぞよろしくお願いいたします。
2023.11.20